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道路の種類
カテゴリ:不動産売却コラム  / 投稿日付:2023/07/15 08:49

 

道路の種類

相続予定の家の前の道路は私道であるか、相続した後に建て替えや売却をすることが出来ると言われたが私道とはどの様なことなのか

 

道路は私道と公道に大きく分けられます。

公道とは国や地方自治体が管理している道路です。
私道は個人などが所有管理している道路です。

一般的に私道は個人が単独で所有しているか複数の個人が共同で所有しています。

 

親の家の建て替えは問題ないのでしょうか

 

公道でも私道でもその道路が建築基準法の道路であり敷地が2メートル以上接していれば建物の建築許可を得られます。
ただ法的に建築が問題なく出来る敷地でも建築工事を行う事が
出来ない場合があります。
私道は維持管理も個人の責任と負担で行えます。

例えば複数の人が共同所有している私道に埋設している水道管や下水管が老朽化の為、補修や交換する場合などは私道の所有者が共同で私道の掘削や復帰をします。

私道の持ち分を持っていない人が建物を建て替えたり上下水道の引込をした場合、勝手に道路を掘ったり工事車両を通行させることは出来ません。

 

その場合どうしたらいいですか

 

私道の持ち分を持っている所有者全員からの道路掘削承諾書や通行承諾書などの許可が必要になります。
ただ私道の持ち分を持っている近隣の人たちとの関係が良好であれば承諾書も得ることも可能ですが、多額の承諾料を要求される場合もあります。

また近隣の住民との仲が良くないなどの理由で承諾が得られない場合もあれます。

そうなるとせっかく建築の許可を取ることができても工事自体ができません。

建築ができない不動産は売りに出しても買う人がいないという事になります。

 

どうしたらいいでしょうか

 

親御さんが元気な間に解決しておく事がベストです。

私道で最も大きな問題は承諾が取れない事です。
親御さんの代では近隣との付き合いもあるためこのような問題があっても解決できる可能性がありますが、子供世代になると近隣関係も希薄になり簡単に承諾してもらえない事が少なくありません。

相続予定の不動産問題は早めに把握し解決方法を探る必要がありますが、親御さんが元気な間に解決できるように日ごろから親子のコミュニケーションをもち問題を共有しておく事が大切です。

特に、私道の問題は法律的に複雑で人間関係も絡んでくるためお近くの不動産会社など、専門家のサポートを受けながら早期に解決を図ることをお勧めします。



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