カテゴリ:不動産売却コラム / 投稿日付:2024/02/22 10:15
転勤の際、売るのと貸すのどちらが得?
転勤を機に不動産の売却を検討する人も多いと思うのですが、売却と賃貸どちらがいいのでしょうか?
確かに転勤のタイミングで売却の相談を頂く事は多いです。賃貸に出されるのと比べてどちらが良いかはそれぞれメリット、デメリットがあり、その方のご事情と不動産の状況によっても変わりますが、決めるポイントが3つあります。
①大前提として、住宅ローンを借りている状態で賃貸することは基本的に出来ない
住宅ローンは居住を目的としたものであり、国の政策の基、購入を促進するために低金利となっています。そのため契約者や家族以外の人が住む事は契約違反になります。誰かに貸したいと言う事であればアパートローンが増え、借り換えする事になります。 ただし、住宅ローン返済中の家を賃貸する事を認めているケースもありますので、必ず住宅ローンを借りている銀行に相談しましょう。
②長期的な収支で、どちらが得をするか
売期した場合は、諸費用や住宅ローンの残債を差し引いて、まとまったお金が手に入ります。賃貸に出すと、賃料収入が入りますのでローンの支払いと相殺する事も出来ます。
ただし、空室のリスクがあり転勤先の家賃と二重払いになってしまう可能性もあります。
ここが一番のリスクであり個人的な経験上では売却する方が多い印象です。
③手持ちの資金
賃貸に出した場合、空室リスクがありますので、転勤先の家賃とローンの二重払いや、その他に税金等も発生するリスクがあります。空室のリスクをゼロにする事は難しいので、そうなった場合に捻出できる資金が必要です。
転勤で自宅をどうするかお悩みの場合は、お伝えした3点をポイントに不動産会社に相談頂ければと思います。
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